みんなは今まで、福原愛選手が試合に負けると必ず涙を流すと思っていた。しかし21日に行われた卓球女子シングルス準々決勝で、中国の張怡寧選手に負けた福原選手は、ほほ笑んで競技場を後にした。
張怡寧選手との対戦に敗れ、福原選手の北京オリンピックは終わった。「相手はとても強いが、私はぜんぜん緊張しなかった。張怡寧選手のような世界チャンピオンと対戦することができてとても光栄。試合では自分の力を出し切り、他の試合も自分では満足している。満点が100点なら、自分には90点をつけたい」
中国の卓球チームがどうしてこんなに強いのかという質問には、「私も知らない。分かったら日本も同じように強くなるだろう」と答え、「日本は団体もシングルスもメダルを1枚も取ることができなかったのでとても残念だが、練習の時に学んだ技術をすべて出せたので後悔はしていない」と話した。
「チャイナネット」2008年8月21日 |