北京五輪のスポンサー企業は五輪に多額の投資をしたが、投資に見合うだけの十分な対価を得ているといえる。乳業大手の伊利グループとビール大手の燕京ビールグループをみると、伊利は2005年11月に乳製品のスポンサー企業に決定してからの数年間で、経済効率が大幅に向上した。今年第1四半期(1~3月)の売上高は47億元で、前年同期比21.5%増加し、ブランドの価値は05年以来3年連続で大幅に上昇した。中国中央電視台(CCTV)が伝えた。
内蒙古伊利実業集団株式公司の張剣秋執行総裁によると、今年の売上高は大幅に伸びて201億元に達し、中国の乳製品トップブランドの地位を引き続き獲得する見込みだ。
燕京は05年にビールのスポンサー企業に決定し、ブランドの価値が当時の152億元から07年は206億元に上昇し、年平均上昇率は10%を超えた。
北京燕京ヒ酒集団公司の李福成董事長(会長)によると、今年の売上高の伸びは生産・販売量の伸びの2倍に達し、経済効率の伸びは売上高の伸びをさらに上回る見込みという。
*ヒ:「口偏」に「卑」
「人民網日本語版」2008年8月21日 |