23日に行なわれた北京五輪のシンクロナイズドスイミング女子チームのフリールーティン(決勝)で、中国代表は銅メダルを獲得した。これは、中国のシンクロチームが五輪で獲得した初めてのメダル。 井村雅代ヘッドコーチは、「選手たちは持っている力をすべて出してくれた。本当によく泳いだ」と満足の意を示し、北京大会のメダル獲得という目標が達成できたことを喜んでいた。また、「中国人を始め、皆に応援していただき、感謝している」と話している。 なお、24日の閉会式に、井村コーチは選手たちと一緒に出席する予定である。「閉会式の聖火を見ると、きっと改めて感じることがあり、色々と思い出すと思う」と名残惜しく語った。 本日のチーム競技に先立ち行われたデュエットの試合では、中国代表の蒋文文、蒋ティンティンペアは第四位。アテネ五輪では、中国代表はチームで6位、デュエットで7位だったため、今大会は史上最高の成績を残したことになる。 「中国国際放送局 日本語部」より2008年8月24日 |