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北京五輪の開会式に見る「中国エレメント」
発信時間: 2008-09-01 | チャイナネット

五、 四大発明  科学技術
中国の発明は、製紙、火薬、活版印刷、羅針盤という「4大発明」だけではないが、より多くのものはすでに人々に忘れられてしまった。例えば、紀元前1000年には中国人が最初に凧揚げを行ったし、紀元前2世紀には落下傘と花火が発明され、2世紀には催涙弾、1300年には眼鏡、17世紀には徐正明がヘリコプターを発明している。
エピローグ 光とアイデアの結合
もしも開会式で見せるものが単調で古臭く、面白味のない民族の物語だったなら、それは大失敗だろう。シドニー五輪とアテネ五輪では、主催国は先進的な技術で自国の歴史・文化を示し、アイデアに富む手法で古い土着の文明と古代ギリシア文明をごく自然に展開した。また、アトランタ五輪の黒人文化やバルセロナ五輪でのアリ氏の震える両手、ソウル五輪のテーマソング「HAND IN HAND」(手に手を取って)なども記憶に残っている。
神が「光よ、あれ」と言ったことで、世界に光が生じた。大家が「アイデアよ、あれ」と言ったことで……

全世界から選ばれた子供1万人の笑顔

    花火で彩られた「鳥の巣」

「フィナーレ」は、あたかもヒバリが夜空でさえずり、光り輝く天の川が村々に舞い降りてくるようだ。数十分間の間に、われわれは孔子と3千人を数える彼の弟子に出会い、缶の音や竹簡の音を耳にし、漢代の服をまとい、絶世の音楽を楽しみ、節回しの美しい昆曲(明代末から清代にかけて流行した江蘇省昆山県を発祥とする中国歌劇)や才子佳人などによって古代に連れ戻された。
張芸謀監督の手になる華やかな開会式は、彼の十八番の印象派的手法を踏襲したうえ、オリジナリティーに富んでいた。今回の開会式は世間に認められるだろうか。
何はともあれ、世界は2008年に最も真の姿の「中国エレメント」を目にした。同時に、文化の力、アイデアの力こそが、100パーセントわれわれの胸を打つことができることも裏付けられた。
「北京週報日本語版」より2008年9月1日

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