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第13回パラリンピックエンブレムの設計者:劉波さん
発信時間: 2008-09-01 | チャイナネット

北京五輪は閉幕したが、第13回パラリンピックは間もなく始まる。パラリンピックのエンブレムをデザインしたのはどんな人だろうか。

パラリンピックのエンブレムは赤、緑、青の3色で描かれた「之」という字の形をしている。ジャンプしている体操選手や、あん馬の上で両足旋回している選手に見える。この模様は力溢れていて、「自信、自立、自尊」のイメージが湧いてくる。

デザインした劉波さん(49歳)は西安美術学院でデザインを学び、修士号を取得したあと、広州美術学院を経て、いまは中央美術学院の副教授。「之」という字は、「生まれる、力強い、到達する」という意味を持っているほか、字体が曲折していることから紆余曲折して目的地に到達するという意味にもなり、パラリンピックの精神に一致していることからこれにふさわしいと思った。この字が決まってから、どのような字体で表すかについて、劉さんは中国の歴史にあった500種類以上の書き方を調べました。王義之の「蘭亭序」の草書から、有名な書道家の顔真興の楷書、先秦のてん書まで、その書き方をスポーツや芸術と結びつけて模索した結果、このまろやかで重量感のある行書の字体にしたという。

また、赤、緑、青の3色は、一番上の赤は「ヒューマン」、青は「ハイテク」、緑は「グリーン」という北京オリンピックの理念を表しているという。

「中国国際放送局 日本語部」より 2008年9月1日

 

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