クブチ初の砂漠横断道路、砂漠にそびえる偉業

　砂漠地帯の人々と企業の「交通難」問題を解消し、生存を維持し発展を促進するため、内モンゴル自治区オルドス市ハンギン旗は90年代前半、クブチ砂漠を渡る道路の建設を決定した。道路を敷設しながら防砂に取り組み、ハンギン旗は1万人規模の防砂大会戦を7回展開した。3年の時を経て、ハンギン旗の人々は砂漠で南北を貫く、内外をスムーズにつなぐ、全長115キロの錫烏道路もしくはS215線と呼ばれる道路を敷設した。

　錫烏道路では今日、車が頻繁に行き来している。道路両側に目を向けると、緑が尽きることなく広がっている。すでに10年以上使われているクブチ初の砂漠横断道路は年末までに、新たに敷設される道路によって代替される。新道路の全長は旧道路より40キロ超短縮される。