五龍壮郷水生態小鎮、雲南省東北部で最も美しい町を目指す

ごうごうと流れる畳水瀑布、チワン族文化の真髄を集めた民俗文化伝習館、四季の旬の果物を集めた百果園――雲南省曲靖市師宗県五龍壮郷水生態小鎮に足を踏み入れると、水を基調としたチワン族の風情と特色を持つ水生態特色観光小鎮の原型が出来上がっていた。

五龍郷は曲靖市師宗県の南東部、雲南省・貴州省・広西チワン族自治区の5地・州の結合部にある。水によって名を上げた小さな町で、臘門河、江龍河、板江河、路稠河、牛尾河の5本の河川が合流するため五龍、もしくは「五洛河」と呼ばれる。自然環境と風景が美しく、「小シーサンパンナ」と呼ばれる。またチワン族を中心とする少数民族が郷全体の常住人口の38.4％を占め、独特かつ濃厚な民俗風情がある。

五龍郷は近年、豊富な水資源を利用し、「チワン族風情特色AAAA級風景名勝区」の構築を目標とし、五龍壮郷水生態小鎮を雲南省東北部で最も美しい町にしようと取り組んでいる。