今年の政府活動報告は、スマートコネクテッド新エネ車、人工知能(AI)携帯電話及びパソコン、スマートロボットなどの新世代スマート端末及びスマート製造設備の発展に力を入れるとした。中国全国人民代表大会(全人代)代表、上汽VW汽車有限公司人事・組織執行副総経理の劉懿艶氏は、「スマート化や電動化などの技術エンパワーメントを受け、新エネ車の本質と属性はすでに伝統的な機械製品からハイテク製品に変わった」と述べた。
中国の新エネ車発展は2024年に再び新たな段階に進んだ。年間生産・販売台数及び輸出台数で記録を更新し、長航続距離のプラグインハイブリッド及びレンジエクステンダー製品が海外ユーザーから評価された。
劉氏は、「中国の新エネ車業界のグローバル化が近年さらにペースアップし、従来のコスト力による製品輸出から革新力による技術輸出に変化している。技術輸出は企業のイノベーション成果の世界進出をけん引し、自動車の研究開発・生産・販売などの各部分に深い影響を及ぼす。これは同時に、世界範囲で知財権をめぐる競争が展開されることを意味する。中国のスマートEV企業は自社の革新力を高めると同時に、知財権の輸出能力の向上を急ぎ、自社の製品及び技術の輸出ペースに合わせるべきだ」と述べ、次のように提案した。
より多くのスマートEV企業のグローバル化をサポートするため、企業の海外特許戦略への政策指導及びサポートを強化し、海外特許出願の質と効率を高めるべきだ。特許輸出コストのより良い削減を支援し、全産業の革新的な発展をさらに促すべきだ。特別特許資金援助メカニズムを構築し、スマートEV企業による海外特許出願及び資金投入を奨励し導く。その一方で国際交流と協力を強化し、国際特許ルールの制定と改正に積極的に参加し、効果的で透明な監督管理メカニズムを強化する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月6日
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