中文 English Français Deutsch Русский язык Español عربي Esperanto 한국어 BIG5
政  治
経  済
社  会
文  化
観  光
論  評
スポーツ
中日両国
生態環境
貧困撲滅
フォト·チャイナ
国務院新聞弁
公室記者会見
HOME
DATE:
このページを印刷
メールで送る
「葡萄王」王先栄

1992年、手ごたえを感じた王先栄はさらに約1.3ヘクタールの土地を借り、20余りの新種を導入し、大仕事の準備にかかった。二年目の夏、高温多湿の気候に加えて経験不足もあって、彼の葡萄園はかつてない困難に直面した。葡萄が病気にかかり、全ての葡萄が駄目になってしまいかねない危機に直面したのである。彼は、大いに焦り、湖南農業大学の著名な葡萄栽培の専門家である石雪暉教授を訪ねた。石教授はその夜一睡もせずにすぐ彼のために7つの予防・治療方法を考えてくれた。王先栄は15日間不眠不休で働き、葡萄の病気を全て除いた。これをきっかけに王先栄は、石教授を師として敬い、同時に科学技術の力も深く信じるようになった。

2000年、王先栄は澧県農康園芸有限会社を設立し、「会社+研究基地+農家」という葡萄産業化発展の道を歩き始めた。

 

湖南省の葡萄栽培の歴史を塗り替えた

 

南方では雨が多いという制約を受けて、それまで澧県で栽培できる葡萄の品種といえば巨峰のみだった。種類は少なく、品質も悪い。収穫期が集中しているため市場に出荷できる時期も短く、消費者の需要を満足させるのは難しかった。

2000年、王先栄は小渡口鎮楊家村に7.2ヘクタールの土地を借りて、ハイレベルな葡萄科学研究基地を建てた。湖南農業大学の学外科学研究基地として、新種開発や新技術の導入、実験及び付属的な技術研究と普及の仕事に専念した。湖南省政府としても、彼のこの葡萄研究基地を非常に重視して、湖南省農業重要プロジェクト「葡萄の優良品種導入及び効率の良い無公害栽培技術研究」をここで実施するよう取り決めた。王先栄は、このプロジェクトの中心的人物として、湖南農業大学葡萄研究チームのメンバー全員と共に、ヨーロッパの品種は江南地方では栽培できない、赤品種は南方では赤く育たない、などといった課題に取り組み、これを克服し、湖南省の葡萄の台木・種無し葡萄・無公害で、その基礎となる栽培技術を国内をリードするレベルへと導いた。2005年、約14.5ヘクタールの研究基地を新たに建設し、「湖南省葡萄収穫期コントロール技術とメカニズム研究」プロジェクトを担当した。わずか二年で、中国では未開拓だった一年で二回収穫する技術を開発し、現在専門家による鑑定を待っているところである。

   前のページへ   1  2   3   次のページへ  


このページを印刷
メールで送る

関連ニュース

TOPへ

リンク
人民中国 | 北京週報 | 中国画報 | 中国刊行物 | 駐日本中国大使館 | 人民日報 | 中国国際放送局 | 新華ネット
Copyright © China Internet Information Center. All Rights Reserved E-mail: webmaster@china.org.cn Tel: 86-10-88828000