一人の農民の夢──「ジャガイモ加工工場を経営」
甘粛省定西市は、生態系が劣悪な貧しい地区の一つで、李彩さんの家は、この定西市安定区青嵐郷の大坪村にある。ここの多くの村民と同じく、最近改築した彼の家はとても広い。新しい農村の建設により、「10年のうち9年が旱魃、すべてが天任せ」という過酷な自然条件は、ほぼ忘れ去られた。
一人のハルビン市民の夢──「より青い空、より澄んだ水を」
「松花江の水質汚染事件で環境について考えさせられた。今後、空の青さ、水の澄明さ、山の緑、空気のうまさが増すことを願っています」と、松花江の水質汚染事件を経験したハルビン市民の劉天暁さんは語った。
56歳の劉天暁さんにとって、2005年11月に起きた同事件は、2年が経っても依然として生々しく記憶に残る。彼は、「水質汚染事件は人々に環境保護の大切さを教えた。その教訓は大きい。政府の関連部門が環境保護に責任を持ち、子孫に禍根を残さず、多くの企業が環境保護意識を高め、目の前の経済的利益のために環境を犠牲にしないでほしい」と語った。