女子大生・呉夢渓さんの夢──「オリンピックのボランティアに」
大学四年生の呉夢渓さんの家族は全員スポーツ好き、特にオリンピックの試合が大好き。彼女もこの「DNA」を引き継ぎ、北京でのオリンピック開催を待ち望んでいる。 ボランティア志望の夢は、2001年7月13日、あの全国人民が喜びに沸いた忘れ難い日に抱いた。彼女は「“北京、オリンピック招致に成功”というニュースを聞くと、私と両親は長安街に駆けつけ、狂喜した。あの時から、必ずオリンピックのために一役買う、と誓った」 と語る。
「少し前まで北京の汚染は深刻で、青空が見えず、全体が灰色の曇り空だった。オリンピックのおかげで汚染が減少し、すがすがしい気分になった」と呉さんは言う。
2006年9月7日、北京はオリンピックのボランティア募集を始め、彼女は早速申請書を提出。その後は一連の育成訓練や試験の連続。数々の選考を経て、彼女はついに人民大学の第1号ボランティア合格者の一人になった。
来年の卒業を前に、今、留学準備をする彼女は「北京はますますオープンな大国際都市となる。私は外国で勉強し、都市計画、都市管理の知識を身につけ、将来、北京の都市建設のために貢献したい」と語った。
「北京週報日本語版」 2007年10月14日