新疆の発展と進歩

二、人民の生活レベルが著しく向上している


 

都市・農村住民の耐久消費財保有量はたえず増大している。農家の100戸当たりが保有する洗濯機は1990年の12.58台、2000年の20.87台から、2008年の38.00台に増え、冷蔵庫は1990年の0.40台、2000年の9.93台から、2008年の30.32台に増えている。オートバイは1990年の1.37台、2000年の18.33台から、2008年の50.77台に、携帯電話は2000年の0.33台から、2008年の54.00台に増えた。都市部住民の100戸当たりが保有するエアコンは2000年の2.78台から、2008年の11.18台に、携帯電話は2000年の4.81台から、2008年の144.40台に増えている。パソコンは2000年の5.68台から、2008年の41.32台に、自家用車は2000年の0.82台から、2008年の4.62台に増えている。

人民大衆の生活条件がたえず向上している。交通手段の多様化により、人びとの外出がより便利、より速くなった。改革開放の初期、ウルムチから北京まで列車で1週間もかかったが、現在は飛行機で3時間余りで到着できるようになった。都市部の1万人当たり舗装道路は1978年の1.6キロ、2000年の4.5キロから、2008年の15.7キロに増え、都市では1万人当たりのバス占有量は1978年の3.1台から2008年の13.2台に増えた。住宅条件が大いに改善され、農民1人当たりの居住面積は1983年の10.20平方メートル、2000年の17.25平方メートルから、2008年の22.79平方メートルに増えている。都市部住民1人当たりの居住面積は1983年の11.90平方メートル、2000年の20.06平方メートルから、2008年の27.30平方メートルに増えている。現在、新疆自治区全体の市クラスの水道普及率は97.86%であり、県城は87.18%である。都市の集中暖房の普及率は51.2%、汚水処理率は68%、生活ゴミの無害化処理率は16%である。都市の燃料用のガス普及率は89.33%、県城は66.67%である。都市緑化のカバー率は30.49%、緑地率は26.19%、1人当たりの公共緑地面積は6.94平方メートルである。近年来、南疆の庫爾勒(コルラ)、和田(ホータン)、喀什(カシュガル)、阿図什(アルトゥシュ)、阿克蘇 (アクス)、墨玉(カラカシュ)、洛浦(ロブ)、疏勒(スゥロ)などの23の県・市の30余万世帯の各民族の一般大衆はクリーンで低価格の天然ガスを使うようになった。現在、南疆地区の天然ガスの新規ユーザーは毎月1000世帯以上の規模で増え、「胡楊を刈り、胡楊を燃料として燃す」という言葉は過去のものになった。

   前のページへ   1   2   3