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国慶節閲兵式用閲兵車の歴史的変化(写真) |
発信時間: 2009-09-07 | チャイナネット |
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1958年5月、第一自動車製造工場が試生産した中国で最初の「東風」マーク71型乗用車が北京に届けられて毛沢東に試乗してもらった。毛沢東主席は中南海(中国共産党中央と国務院の所在地)で試乗した後、「国産の乗用車に乗ることになったのだね」と語った。 1958年、最初の「紅旗」CA72型高級乗用車の開発製造に成功した。1959年、「紅旗」マーク閲兵車が初めて国慶節の閲兵式に姿を見せ、当時の林彪国防部長は「紅旗」マーク閲兵車に乗って閲兵した。
特製の「紅旗」マークの閲兵車 1984年の国慶節閲兵式の際、「紅旗」マーク閲兵車に乗って閲兵する鄧小平
1984年の成立35周年記念日の際、それまでの閲兵プロセスが変わり、中国共産党中央軍事委員会主席が直接軍隊を観閲することになった。1983年12月2日、中国自動車総公司は「第一自動車製造工場」に特製の「紅旗」マーク閲兵車を製造する任務を与えた。1984年9月6日、「第一自動車製造工場」は中央政府警衛局に正式に車を引き渡した。10月1日、中央軍事委員会主席の鄧小平は「紅旗」C770型高級閲兵車に乗って整列した陸・海・空軍部隊を観閲した。
閲兵車の安全係数と安全性能が向上 閲兵車の現代化レベルを向上させるため、1999年の成立50周年記念日の閲兵式に使われた「紅旗」マーク閲兵車は改装され、電気制動の大きな車窓、上げ下げ自在の踏み板、観閲用手すりなどの観閲用装置が付加され、車全体の防弾性能が強化され、閲兵車の安全係数と安全性能がさらに向上した。 1999年10月1日、中央軍事委員会主席の江沢民は車のプレート番号「甲A.02156」の「紅旗」マーク高級閲兵車に乗って陸・海・空軍の整列した部隊を観閲した。 国慶節閲兵式の閲兵車の変化は国慶節閲兵式の現代化レベルの向上を示すばかりでなく、さらに中国の自主革新を旨とする工業の発展を反映するものであった。2009年の成立60周年記念日閲兵式の際、胡錦濤中央軍事委員会主席がどんなブランドの閲兵車に乗って人民解放軍部隊を観閲するのかということも人々の注目の的となっている。 「チャイナネット」 2009年9月7日 |
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