海軍学校の学生を指導する孫国楨さん(2009年)
孫国楨さんの結婚写真(1955年)
新中国が成立してから60年の間に行われた閲兵式は13回。大連海軍艦艇学院の孫国楨教授は、閲兵式に参加する海軍の隊列の総監督と顧問として、閲兵式に10回参加した。中国海軍初の隊列訓練の教授である孫国楨さんは、84歳の高齢ながら、今年行われる新中国成立60周年の閲兵式に参加する海軍学校の学生隊列の顧問を再び担当する。
様々な訓練の方法を考案
孫国楨さんは1943年、17歳で南京の軍事学校に合格した。その後イギリスに渡って英国海軍士官学校の中国人の水兵になり、2年間イギリスで学んだあと、イギリスに一緒に行った600人の将兵たちと、イギリスが中国海軍に贈った巡洋艦「重慶号」に乗って帰国した。
建国2周年の閲兵式が行われた1951年、孫国楨さんは命を受け、海軍学校の学生の隊列総監督を担当。これが閲兵式と深い縁を結ぶきっかけだった。
孫国楨さんは独自に考え出した帽子を頭に載せて訓練する方法で、閲兵式に参加する海軍学校の学生を指導している(1984年)
数百人が整然と隊列を組み、同じ歩調で行進するのは容易なことではない。孫国楨さんは訓練法の研究に没頭し、身体のバランスを保つことができる、帽子を頭に載せて訓練する方法など、様々な訓練の秘訣を生み出した。そしてこうした訓練法は今日までずっと用いられている。