10回目の閲兵式の参加を希望
新中国成立から35年目に迎えた1984年、58歳の孫国楨さんは再び閲兵式の訓練場に立ち、海軍学校の学生大隊の副大隊長と総監督を務めた。閲兵式の終了後、海軍学校の学生たちによる隊列は中央軍事委員会から表彰され、孫国楨さんも二等功を受賞。これは孫国楨さんが国慶節の閲兵式に参加してから手にした最高の栄誉である。
1999年に73歳を迎えた孫国楨さんは、閲兵式での千人の隊列を提言し、その隊列は多くの人を驚かせた。
孫国楨さんは、新中国成立60周年の国慶節に行われる閲兵式をずっと待ち望んできた。そして大連艦艇学院が海軍学校の学生たちを組織して閲兵式に参加することを知ると、すぐに同学院の指導者に、若い人たちと一緒に訓練し、彼らとともに天安門広場を通りたいと示した。その後、大連艦艇学院は会議を招集し、政治委員は孫国楨さんを国慶節60周年閲兵式の海軍学校の学生たちによる隊列の総顧問に招聘することを決めた。
現在、孫国楨さんは、海軍学校の学生たち一緒に閲兵式に向けた最後の準備を行っている。
「チャイナネット」 2009年9月4日