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胡錦涛主席「パンダ協力を前向きに検討」
発信時間: 2008-05-05 | チャイナネット

胡錦涛国家主席は4日北京で、日本メディア16社の共同取材に応じ、中国の関係部門が日本側とのパンダ研究協力を前向きに検討していることを明らかにした。新華社が伝えた。

日本側が研究協力の形でパンダのペアの提供を中国側に依頼していることについて、胡主席は「私たちは日本国民の願いを理解している。私はまた、福田首相がこの件に高い関心を寄せていることにも留意している」と述べた。

「高齢」のパンダ、リンリンは30日未明、東京の上野動物園で死亡した。リンリンは1985年に中国の北京動物園で生まれ、1992年に中日国交正常化20周年を記念し、日本生まれのユウユウとの交換で上野動物園に渡った。リンリンは数回メキシコに渡りメスのパンダと人工授精を行ったが、いずれも成功せず子どもを残せなかった。

1972年10月28日、中日両国の国交正常化を記念して、中国政府は北京動物園のパンダ、カンカンとランランを日本の上野動物園に寄贈した。2頭のパンダはこの時から「友好大使」と呼ばれるようになった。日本国内には現在、兵庫県神戸市立王子動物園などに中国から貸与されたパンダが8頭いる。

「人民網日本語版」2008年5月5日

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