ホーム>>政治>>胡錦涛主席 初の日本公式訪問
共に迎える中日関係の「暖かい春」
発信時間: 2008-05-06 | チャイナネット

中国の胡錦涛国家主席が今月6日から10日まで日本を公式訪問する。中国の国家元首として10年ぶりの訪日だ。安倍晋三元首相による06年10月の訪中「氷を砕く旅」、温家宝総理による07年4月の訪日「氷を溶かす旅」、そして福田康夫首相による07年12月末の訪中「迎春の旅」を経て、中日関係はすでに正常な発展の軌道に戻っている。胡主席の今回の日本への「暖かい春の旅」は、各分野における両国の協力と交流を一層深め、戦略的互恵関係を突き固め、両国関係の長期的で安定した発展を促すだろう。(文:江新鳳・中国軍事科学院世界軍事研究部研究員)

 

過去1年余り、両国関係はハイレベル相互訪問に先導され一連の進展を得た。外交面では07年1月に第7回中日戦略対話(日中総合政策対話)、08年2月に第8回中日戦略対話が行われ、戦略的互恵関係の発展に関する重大な議題について踏み込んだ話し合いが持たれた。東中国海問題では07年10月に第10回東中国海問題協議、同11月に第11回東中国海問題協議が行われた。洋上の不測の事態を防止するため、海上連絡体制の構築でも合意に至った。

 

経済協力面では第1回中日ハイレベル経済対話が07年末に始まり、マクロ経済・貿易投資・気候変動・省エネと環境保護・地域協力など各分野の問題について率直な意見交換が行われ、相互理解を増進した。現在、日本の資金や技術力と、中国の豊富な労働力、巨大な潜在市場、改善が進む投資環境は相互補完性を形成し、双方に利益をもたらしている。

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