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共に迎える中日関係の「暖かい春」
発信時間: 2008-05-06 | チャイナネット

軍事交流でも重大な突破があった。07年8月には曹剛川国防部長(中央軍事委員会副主席、国務委員)が中国国防部長として約10年ぶりに訪日、同年末には中国海軍のミサイル駆逐艦「深セン」が招待を受け訪日し、軍事交流面の「氷を砕く旅」が実現に至った。今年2月には自衛隊の齋藤隆統合幕僚長(海将)が中国を訪問した。軍事面のハイレベル相互訪問は、両国の軍事面の理解と相互信頼の強化、両国および両軍関係の発展の促進に積極的な推進作用を果たした。他にも、軍事留学生の相互派遣、学術交流、医療交流、文化・スポーツ交流といった人的交流活動も実施された。

 

民間交流では昨年、中日国交正常化35周年記念「中日3万人相互観光交流活動」が実施され、両国間の人員往来は例年を大幅に上回った。今年は「中日青少年友好交流年」だ。胡主席が両国の青少年に寄せた言葉「青春の力を挙げて世々代々の友好を図ろう」は、両国の青少年と世々代々の友好への切実な期待を現している。中日各界の交流は全面的に発展し、両国民間の感情も改善され続けている。

 

中日関係にはなお解決を要する問題があることにも当然目を向けなければならない。中日間の「氷山」はすでに溶けたが、関係を徹底的に暖めるには、なお双方の一層の努力が必要だ。中でも最も重要なのは、各分野の交流を一層強化し、理解と信頼を深め、しっかりとした感情の絆を築くことだ。それと同時に、友好的な協議を通じて、中日間の問題を適切に処理し、相互利益とウィンウィンを最大限実現しなければならない。両国の指導者は高い見地に立って、未来に目を向け、中日関係の長期的な計画を策定した。中日双方の努力によって、中日関係は必ずや暖かい春を迎え、両国の互恵協力は必ずやさらに高く、さらに深いレベルへと発展するものと信じている。

「人民網日本語版」2008年5月6日

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