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胡錦涛主席訪日、日本各界の反応 |
発信時間: 2008-05-06 | チャイナネット |
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■新21世紀中日友好委員会 小林陽太郎議長、石川好委員 【小林氏】今、日本ではたいへんな期待が盛りつつあります。 中国の国家主席としての訪日が今回で十年ぶりになりますし、去年、温家宝総理が日本を訪れ、また、その前に安部首相、福田首相も相次いで中国を訪問し、中日間の関係が非常によくなったので、今回の胡錦涛国家主席の訪日は、、ある意味では、日中間首脳交流の仕上げではないけど、最後の非常に重要なステップとしておいでいただくことになります。 それから、日本の立場から考えると、今年は洞爺湖サミットの年で、環境問題が大きなテーマになっています。ですから、中日間の関係で、胡錦涛国家主席が来日することで、ひとつの節目になっていますが、それだけでなく、胡錦涛国家主席、福田総理が一緒に集まって話し合いをすることは、環境問題に対して何か世界に向けて非常に重要なメッセージを出せるのではないかと、また、それはすべきではないか、そういう期待が日本国内で非常に高まっています。実は、われわれの委員会も、ぜひそのことを両首脳にやっていただきたいです。そういう意味では、今回の胡錦涛主席の訪日は、ぜひ成功していただきたいことで、非常に重要なことだと思っています。 【石川氏】やはり大事なことは、常にトップ同士がいつでも会えるような雰囲気を作っておくことが、国と国同士の関係で非常に大事なことですから。この五年も六年もそういう状態がなかったのが、問題だったわけで、まず、その点で、今回の訪日をきっかけに、さらに、国同士の交流、民間の交流が出たけど、続けていく事が大事です。同時に、環境問題は世界のことでもありますから、日本と中国が何かその環境問題に関するイニシアティブがとれるような共同宣言でも談話でもよいですが、それができればよいなと私は思っています。まあ、日本国民はもちろん大歓迎しているわけですから。
■朝日新聞編集委員、加藤千洋氏 基本的には、非常に期待していますけれども、今、非常に難しい問題が相次いで起きていますので、そういう問題がどういうふうに影響するのかなと、ちょっと心配しています。日本の国民は中国の指導者はどんな人だろうと、本当にその素顔、生の声にふれたいというふうに思っている人が多いと思いますね。私の希望としては、こういう機会を通じて、胡錦涛主席が素顔、あるいは生の声が日本の普通の人に伝えてもらうような機会にすればよいなと思っています。たとえば、テレビに出演するとか、記者の質問に気軽に立ち止まって、五分でも十分でも良いと思うので、硬い話ではなく、柔らかい話で即興に答える、などです。忙しい日程と思いますけど、ちょっとでもそういうことを入れていただけると、たいへんありがたいように思います。 温家宝首相は国会で演説していましたが、今回は、胡錦涛主席も大学で演説することになったようですが、温家宝総理の演説が中国国内でもライブで放送され、画期的なことでした。内容も、日本のことを公正に評価するという部分があって、とても良かったと思います。ぜひそういうものをさらに延長するような内容の演説をするようにしてほしいと思います。 今一番問題になっているのは、残念ながら、ここ数年、日本の国民の中国を見る目、中国国民の日本を見る目が、冷え込んでいると思います。これがやはり異常なことだと思います。人間で言えば、平熱というか、36、37度ぐらいに戻してもらって、肩の力を抜いて、お互いが率直に相手を認められるようにという基本的な環境を整えなければいけないと思います。そういう方向に役立つような胡錦涛さんの訪日であってほしいです。 |
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