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胡錦涛主席の講演 視聴者の皆様からのコメント |
発信時間: 2008-05-08 | チャイナネット |
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胡錦涛国家主席が早稲田大学で講演を行うことについて、早稲田大学の関係者や学生、視聴者の皆様からコメントをいただきました。
早稲田大学 堀口健治副学長 十年前に江沢民主席が大隈講堂で歴史を直視して未来を切り開こうという話をしてくれましたが、これは当時の日中の難しい問題に対する転機だったとおもいます。今回も日中の間にはいくつかの難しい問題があると我々はよく認識していますが、そういう時だからこそ中国の責任者が学生に話をするのはすごく意義があるとおもいます。早稲田大学出身の福田総理が去年北京大学で日中関係について積極的に若者と話をしたことに対応して、難しいときだからこそ、国家主席が早稲田の学生に話をすることには極めて意義があると思います。もうひとついえば、早稲田は戦前から日本の大学のなかでは最も早く中国の留学生を受け入れ、数も最も多い、という日本と中国の関係を最も重視する大学だと自負していますが、最近は受け入れだけでなく、早稲田の学生が北京大学や復旦大学などで学ぶという双方向の友好関係の地盤があります。その長い交流の歴史の上で胡主席が話をしてくれます。
今回、北京大学・早稲田大学の基本合意書を発表し、正式的にもそういうことが世間にわかるように発表しますが、今回両校間で「環境と持続的発展」、この方向に向けての共同の大学院をこれから作ることについて合意しました。教育に限らず、共同のテーマで研究も大いに進めていくつもりです。もともと大学院レベルの研究は協力してやっていたが、特に「環境と持続的発展」に関しては、両校で大学院を作って進めていこうということに合意した。このことはやはり日本が60年代の高度成長の影の問題としての公害問題があったことを踏まえて、これからの地球温暖化問題などの問題に対して両大学がアカデミックなレベルで研究を発展させる、これは胡主席が早稲田で話をされることと、福田首相が北京大学で話をされたことの趣旨にも沿うと思います。
早稲田大学の学生の福田愛さんも主席とのピンポンを楽しみにしていますが、長い歴史の中で色々な問題があることは我々直に認識しておりますが、そういう時だからこそ若者に話すことが大事だと思います。 |
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