中国、国家免疫計画の範囲を拡大へ
中国は免疫計画の範囲を拡大し、B型肝炎、流行性脳膜炎など15種類の伝染病を国家免疫計画の中に入れると同時に、無料で治療を行う病気の種類を更に拡大させる。
そのために、中央財政はこれまでより28億元(3億5000万ドルに当たる)予算を増やす見込みである。
中国は1978年から子供を対象とした国家免疫計画をスタートさせ、全国の子供に向けて予防接種を始めた。現在、中国で無料で治療を受けることができる病気はエイズ、住血吸虫病などがある。
「農村の最低生活保障制度を確立へ」
中国は全国的範囲で農村の最低生活保障制度を打ち立てることになった。これは『農業、農村、農民』という『三農』問題への取り組みを強化し、調和社会を構築するためのまた一つの重要な措置である。
各地方はそれぞれの実情に照らして最低生活保障の適用範囲と基準を合理的に定めなければならず、財政難の地方に対しては中央財政から適宜補助金を与える。
一つの中国」の原則に基づき、台湾海峡両岸関係の発展を推進
われわれは引き続き一つの中国という原則を踏まえ、両岸関係の発展を主張する台湾の諸党派との対話と交流を強化し、両岸間の対話と交渉の早期回復を勝ち取り、両岸関係の平和と安定に向けた発展を推進するよう努める。また、広範な台湾同胞と団結し、「台湾の法理上の独立」などいかなる形の分裂活動にも断固反対する。両岸関係の平和発展というメーンテーマをしっかりととらえ、積極的に両岸間の交流と協力を拡大し、両岸間の「三通(通信、通航、通商)」という直接交流を促すと共に、最大限の誠意を示し、最大限の努力を払って両岸同胞の平和、発展、福祉を追求してゆく。
中国は調和世界の建設推進に努力したい
中国は各国人民とともに、恒久的に平和で、共同繁栄する調和的な世界の構築の推進に向け、たゆまず努力していきたい。また、中国は平和発展の道を揺るぎなく歩んでいく。
中国政府はわが国の公民と法人の海外における合法的権益を守ると同時に、法律に基づき外国公民の中国における合法的な権益を尊重し、保護する。
「中国国際放送局 日本語局」より2007年3月5日
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