幹部改選、 8つの注目する新理念と新動向
発信時間: 2008-02-28 | チャイナネット

中国共産党第17回代表大会の前後に、各クラス党組織の改選が終了した。現在、各クラス人民代表大会、政府、政治協商会議(政協)、国務院所属各部門の指導幹部の調整が全面的に行われている。

中国共産党中央、中央政府、社会、メディアはこれに大きな関心を示し、中国の幹部選抜登用制度改革を後押しするものになるだろう。ここ数年、各地では多くの経験が積まれ、大体8つの面に総括することができる。

差額選挙の比率を拡大する――中国共産党中央が示した手本

差額選挙(候補者数の定数を上回る選挙)比率の拡大は、中国共産党中央が手本を示した。「少数から幹部が選出され、少数から幹部を選出する」という問題に対し、選挙の差額比率を次第に拡大することは効果的な方法である。

中国共産党第17回代表大会の「2つの委員会(中央委員会と中央規律検査委員会)」の委員選挙の差額はいずれも8%を上回り、そのうち中央委員会委員の候補者と委員定数の差額比率は8.3%、中央規律検査委員会委員の候補者と委員定数の差額比率は8.7%だった。

第16回党大会の「2つの委員会」の委員選挙の差額が約5%だったことを考えれば、第17回党大会では代表候補者の選択権がさらに拡大した。選挙の差額比率の拡大は、新しい時期における幹部選抜の新傾向になるだろう。

6つの統一、6つのクラス別――広東省での初めての試み

広東省の幹部人事制度改革は、現行体制の枠組みの範囲内で行われ、その基本的なルールは「6つの統一、6つのクラス別」を実行した。6つの統一は、企画や配置、時間調整、手順要求、公告発表、試験問題作りと試験の実施、答案用紙の閲覧・評価だ。

6つのクラス別は、公選地位の確定、実施方法制定、申し込みの受理と資格審査、面接試験実施、考察の実施、登用決定である。これにより効率を高めてコストを下げ、透明度を高くし、幹部の公選を科学的にして民主的な制度化を促進した。

1   2   3   次のページへ  


Copyright © China Internet Information Center. All Rights Reserved E-mail: webmaster@china.org.cn Tel: 86-10-88828000