ホーム>>全人代と政治協商会議(2009)
海外媒体: 09年中国「両大会」には新しい変化が
発信時間: 2009-03-16 | チャイナネット

中国国務院の温家宝総理は13日、第11期全人代第2回会議の閉会後に記者会見を開催し、海外のメディアは、温家宝総理の談話や国際金融危機に対応する中国の措置を積極的に評価して、「今年の『両大会』は例年に比べて新しい変化が見られる」と報道した。

AP通信は、「温家宝総理は記者会見で、国際金融危機に対応する中国政府の政策を述べ、必要な時期に新しい景気刺激政策を行うと明らかにした。またあいさつの中では、5回も自信という言葉を使い、中国は国際金融危機を克服する自信があるというシグナルを伝えた」と報道し、「自信は黄金や貨幣よりももっと重要だ」や「まず自信を高めなければならない。自信さえあれば勇気と力を出すことができ、勇気と力があってこそ困難を克服することができる」という温家宝総理の言葉も引用した。

ロイター通信は、「中国政府はすでに経済の発展を刺激するためにより多くの資金投下を用意している」と報道。

日本の共同通信社は13日に温家宝総理の記者会見での発言を速報し、「経済危機の対策で、温家宝総理は8%の経済成長の目標を達成すると自信を示し、中国はすでに景気刺激の追加措置を用意したと明らかにした。人民元の切り下げ問題については、米国が信用力を保ち、中国の資産の安全性を確保するよう求めるとともに、外貨準備の運用の多元化をより進める意向を示した」と伝えた。

また韓国聯合通信社は、「今年の『両大会』は従来に比べて新しい変化が見られた。今回は単に各議案を可決するだけでなく、全人代代表や全国政協委員たちが様々な政策をめぐって激しく討論し、会場を討論の場所に変えた。国際金融危機の中で、どのように金融危機の影響から脱し、どのように就業の政策を策定するかが、『両大会』での注目議題だった」、韓国紙「文化日報」は、「今年の『両大会』は今までより会期が短くなり、宿泊レベルも下がった節約の会議だった。また会議期間中は、ネット利用者が代表たちとオンラインで対話するなど新鮮さが感じられた」という内容だ。

モンゴル紙の「真理報」はこう伝えている。「中国経済の発展で、世界の目は『両大会』に集まっている。中国経済の安定した発展は、国内の安定を保つことに有利なだけでなく、国際的な名声の向上にもなる」

「チャイナネット」 2009年3月16日

  関連記事

· 中国の産業振興はチャンス グローバル企業が見る「両大会」 

· 両大会 3月10日の議事日程

· 批判少なく期待多い 日本の「両大会」報道がなぜ変化

· 両大会 3月9日の会議日程

· 両大会での特別な「警備員」

  同コラムの最新記事

· 日本メディア、中国の全人代開幕式に注目

· 海外メディアが注目する両会

· 日本人は中国の何が一番好き?

· 2008中日関係10大ニュース、投票結果発表

· 中国には3度目の「日本に学べ」ブームが必要