温家宝総理は6日中国の大連で、イスラエルとパレスチナとが引き続き積極的な措置を講じて、平和交渉再開のための条件を作っていくよう期待した。
これは、夏のダボスフォーラムに出席しているアラブ首長国連邦のモハマド副大統領と会見した際述べたもので、温家宝総理は、「中国は、これまで一貫して中東問題の関係各方面が国連決議や『土地と平和の交換』という原則に基づき、政治交渉を通じて紛争を解決し、平和共存を実現させることを主張してきた。また、アラブ諸国とイスラエルとの紛争解決を目指す『アラブ平和提案』を支持する」と述べた。
更に中国とアラブ首長連邦との関係について、温家宝総理は「双方はハイレベルの交流を保ち、石油や天然ガスの探査と採掘における協力を強化すべきだ」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より2007/09/06