外交部の秦剛報道官は11日の定例の記者会見で、「ダライグループは最近、チベット発展と環境保全についてのレポートを発表した。これについてのコメントは?」という質問に答えた際、「ダライグループは歴史の潮流に順応し、情勢をはっきり見分け、実際的な動きをもって所謂『チベット独立』の主張を放棄し、いかなる形であろうとチベットを中国から分裂させる企みを止めるよう希望している」と語った。
秦剛報道官はまた、「事実無根のダライグループのレポートは評価する意義がない。指摘すべきなのは、表面上はいろいろ変わっても本質は変わらない。つまり、ダライグループがいかなる行いをしようとも、どんな言論を発表しようとも、その本質は、チベットが中国の一部であるという事実を認めず、チベットを中国から分裂させる野望である。ダライグループはチベットの文化、環境が破壊されていると何度も論及しているが、実際は、チベットの社会、経済、文化は盛んに発展し続け、チベットの人々の生活はより豊かになっている。チベットで、根底から壊されていつまでも回復しないのは、残酷かつ暗黒な農奴制である。これこそ、ダライが回復したがっているものであろう」と語った。
「チャイナネット」 2007年12月12日 |