熱地・全人代常務委員会副委員長は19日、西蔵の現状について次のように述べた。
▽暴力犯罪事件は西蔵社会の秩序と安定を著しく破壊した
数日前、ダライ(ダライ・ラマ14世)集団による全力の画策・煽動の下、拉薩(ラサ)で重大な暴力犯罪事件が発生した。極少数の不法分子が暴行・破壊・略奪・放火をはたらき、人民大衆の生命と財産に甚大な損失をもたらし、西蔵社会の秩序と安定を著しく破壊した。
特に3月14日には、極少数の不法分子が八廓街(バルコル)に集結し、反動的なスローガンを叫びながら公然と放火、民家・商店200件余り、車両50台余りを焼き払い、無辜の市民13人を焼き殺し、あるいは切り殺し、武装警察・公安人民警察数十人に重傷を負わせた。その手段はきわめて残忍であり、その罪行は人々の激しい憤りを呼んだ。
今回の極少数の不法分子による暴行・略奪・破壊・放火活動は、国外のダライ分裂主義集団が画策・煽動した、社会秩序を深刻に破壊する暴力犯罪事件であり、私たちとダライ集団との長期にわたる激しい闘争の集中的な反映であり、深い政治的背景を持つものである。
十分な証拠は、この事件がダライ集団が組織的・策謀的・綿密に画策・煽動したものであり、その腹黒い魂胆は、これを機に騒動を引き起こし、下心をもって事態を拡大させ、さらには流血事件まで引き起こし、もって北京五輪を妨害し、安定した調和ある社会・政治情勢を破壊しようと企んだものであることを物語っている。
西蔵自治区の共産党委員会・政府は法によって効果的な措置を講じた。拉薩情勢はすでにほぼ平穏を取り戻している。私たちには、西蔵社会の安定を守り、西蔵各民族人民大衆の生命と財産の安全を守る能力が完全にある。西蔵の安定と調和を破壊しようとする極少数の者の企みは人心を得ず、必ず失敗するに違いない。
私たちは事実を根拠とし、極少数の不法分子による暴行・破壊・略奪・放火事件の真相を存分に暴露し、ダライ集団による祖国分裂・北京五輪破壊の企みを暴露しなければならない。
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