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各国政府、ラサ暴力犯罪事件で中国政府の対応を支持
発信時間: 2008-03-21 | チャイナネット

このほど拉薩(ラサ)で発生した暴行・破壊・略奪・放火の重大な暴力犯罪事件について、一部の国の政府は、暴力事件に対する中国政府の法に基づく処置への支持、および「西蔵(チベット)独立」分裂活動と北京五輪の政治化への反対を次々に表明した。

ロシア外務省報道官は17日の談話で、「中国政府があらゆる必要な措置を講じて違法行為を停止させ、早急に現地情勢の正常化を図ることを希望する。西蔵は中国の不可分の一部であり、ダライ・ラマとの関係の処理は中国の内政問題だ。北京五輪を政治化しようとする企てを受け入れることはできない。中国が高い水準のオリンピックを必ず開催できるものと信じている」と表明した。

パキスタン外務省は18日の声明で、「中国による北京五輪への約束と貢献はオリンピック精神を体現している。また、平和発展を模索し、調和社会を建設し、人民の幸福に尽力する中国の努力も体現している。パキスタンは北京五輪の破壊、またはその政治化を狙ういかなる企てにも反対し、中国の西蔵で暴力を煽動した政治勢力の悪行を非難し、中国の主権と領土保全を損なういかなる画策にも断固反対する」と表明した。

アラブ諸国の駐中国使節らは19日、中国外交部に対し「アラブ諸国は先日拉薩で発生した暴行・破壊・略奪・放火の重大な暴力犯罪事件に深い驚きを覚えている。国家の安全を守り、社会の安定を回復するために中国政府が講じるあらゆる措置を支持し、この事件と北京五輪をリンクさせようとするいかなる画策にも反対する」と表明。「アラブ諸国は『1つの中国』原則を断固遂行し、中国の分裂を企むいかなる行為にも反対する」と強調した。

「人民網日本語版」2008年3月21日

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