外交部の秦剛報道官は27日の定例会見で、米国務省高官が米台関係の改善への期待を表明し、中国側に台湾を標的とする軍事力の削減を求めた問題に関する質問に、次のように答えた。

台湾問題は常に中米関係における最も敏感かつ重要な核心問題だ。私たちは米側に、「1つの中国」政策を堅持し、中米間の3件の共同コミュニケを遵守し、「台湾独立」に反対し、主権国家のみが参加できる国際組織への台湾の加盟に反対するという約束を恪守し、台湾問題を慎重かつ適切に処理することを望む。両岸関係における中国政府の立場に変更はない。

「人民網日本語版」2008年3月28日