梁光烈国防部長(国務委員兼任)は1日、中国を訪問中のジェームズ・コンウェイ米海兵隊総司令官らと会談した。「新華網」が伝えた。
梁部長は、「中国側は両軍関係を戦略面から非常に重視しており、関係発展に向けて積極的な態度を持ちつづけている。私たちは米国側とともに努力し、相互信頼を深め、障害を取り除き、交流を広げ、協力を深め、両国の建設的な協力関係のさらなる発展に向けて積極的な貢献をすることを期待している」とした上で、「私たちは最大の誠意と最大の努力をもって平和的統一という将来を目指している。米国側が『1つの中国』という政策を引き続き守り、両国間の3つの共同コミュニケと台湾独立反対の約束を遵守し、台湾への武器売却と台湾との軍事関係を停止し、中国側と共同で台湾海峡の平和的安定を維持していくことを私たちは希望する」と述べた。
コンウェイ総司令官は、「双方が今後、若い士官らの交流や相互訪問を増やし、両軍関係はいっそう強化していくことを希望する」と述べ、「米国の台湾政策は一貫しており、台湾地区で行われた選挙によって変化することはない」と強調した。コンウェイ総司令官は、中国海軍の呉勝利・司令員の招きを受け、3月30日に北京に到着し、6日間にわたる公式友好訪問を開始していた。
「人民網日本語版」2008年4月2日 |