外交部の秦剛報道官は20日の定例記者会見で記者の質問に答えた。
四川大地震で救助活動を行った日本の救援隊は20日夜、日本に帰国する。彼らの活動をどう評価するか。また日本の医療チームが20日、成都に到着するが、これに対してはどのような期待を持っているか。
日本は中国の被災地に最初に救助隊を派遣した国だ。隊員たちは被災地到着後、緊迫した救出活動にすぐに着手し、自らの危険を顧みず、困難で危険な環境の中で救助活動を展開した。彼らは、崇高なヒューマニズムと勤勉な精神をもって、捜索活動を全力で展開した。発見した犠牲者の遺体のかたわらに立ち、黙とうを捧げた。これらの光景やニュースは、被災地の人々の間に、そして多くの中国人の間に広まっている。我々は、救援隊員たちのヒューマニズムと中国人への友情に敬意と感謝を表す。
日本側は救援隊に続き、救援活動支援のために医療チームを派遣する。彼らが救援隊員たちと同じように、命を助け傷をいやす崇高な精神と中国の人々に対する友好的感情をもって、救助活動にあたってくれると信じている。中国側は、日本チームと緊密に協力し、負傷者の治療活動を共同でやり遂げる構えだ。
「人民網日本語版」2008年5月21日 |