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習近平副主席が訪朝、地域対話の強化を提唱
発信時間: 2008-06-18 | チャイナネット
  習近平・国家副主席(中共中央政治局常務委員)は、朝鮮労働党中央委員会と朝鮮民主主義人民共和国政府の招待を受け、公式友好訪問のため17日午後に平壌入りした。習副主席は同日、朝鮮最高人民会議常務委員会の金永南委員長、楊亨燮副委員長と会談。中朝関係、中朝の交流と協力の強化について意見交換し、次の提案を行った。

  (1)上層部の交流を継続し、政治面の意思疎通を強化する。両党間の交流をさらに緊密化する。国政と党務についてノウハウを交換する。重大な問題において意思疎通を継続する。

  (2)来年の中朝国交樹立60周年に「中朝友好年」活動を実施する。

  (3)実務協力を深め、相互利益を実現する。農業・軽工業・情報産業・科学技術・物流・国境地帯のインフラ整備などで積極的に協力を模索する。中国は実力と信頼ある企業の対朝投資を支持する。人的・物的往来をスムーズにするため、港の建設を強化する。

  (4)人と文化の交流を活発にする。今年9月に中国で行われる第10回アジア芸術祭への朝鮮の参加を歓迎する。朝鮮の「4月の春」芸術祭に、引き続きレベルの高い芸術団を派遣する。

  (5)多角的な調整と協調を強化する。6カ国協議、地域対話メカニズム、国連など多角的枠組みでの調整と協調を継続し、よりよい形で両国の利益を守る。 

   写真:習副主席と金委員長

  「人民網日本語版」2008年6月18日




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