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ASEM、3つの難題が焦点に |
発信時間: 2008-10-23 | チャイナネット |
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中国が積極的な役割を発揮 ASEMは中国外交の重要な舞台であり、全方位外交の重要な構成部分でもある。ASEM発足以来、中国は積極的に参加し、これを高く重視している。中国国務院総理は1996年以来、歴代のASEMに出席し、▽アジアと欧州の新型パートナーシップの基本原則を構築する▽政治面の対話と協議を強化する▽経済貿易関係をランクアップする▽環境・農業分野における協力を強める▽文化・文明に関する対話を展開する▽若者の交流を推進する、などの主張を前後して提起してきた。中国は税関・科学技術・環境・文化など多分野にわたる多くの閣僚級会議とその他の重要な活動を提唱し、主催してきた。ASEM設立以来実施された100余りの提案のうち、中国が提出したものは17を数える。また、中国は各加盟国のうち、閣僚級会議を提案した回数が最も多い国でもある。 第7回ASEM首脳会合の開催国として、中国は綿密な計画を立て、充分な準備をした。 一連の文書を採択 今回の首脳会合は3つの面で討論を行う。①グローバル問題。米国の金融危機がますます深刻になり、全世界に波及し始めたため、今回の首脳会合は適時に議題を調整し、世界経済と金融情勢を比較的目立った位置に置いた。また、持続可能な開発、災害救助、食糧価格などの問題をめぐっても討論を行う。②地域のホットな問題。③アジアと欧州両地域の発展に関わる問題。 慣例によると、今回の首脳会合は「議長声明」を採択し、ASEM加盟国が一連の重大な問題における立場を報告し、今後の協力における方向性と重点的な分野について計画を立てる。会議はまた、金融危機、持続可能な開発など、国際社会が直面する切迫した問題について検討を行い、関連文書を採択する。さらに会議は一連の協力提案を採択し、ASEM加盟国の政治対話、経済貿易協力、社会文化など3つの分野における交流と実務協力を推進するねらいだ。 「北京週報日本語版」より2008年10月23日 |
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