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チベット「3・14」事件の1千人以上が釈放 |
発信時間: 2008-11-26 | チャイナネット |
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チベット問題で中央統戦部の朱維群常務副部長は、イギリスBBCのインタビューを受け、チベット「3・14」事件発生後、1千人以上が釈放されたと明らかにした。 朱維群常務副部長によると、チベット「3・14」事件の審理中、違法分子や事件に巻き込まれた人たちは、法律の規定を受ける権利があり、「少数民族で中国語が分からない場合の審査は、通訳を手配し、法律に定められた権利を保障する」と話す。 今の時点では、審理を経た1千人以上が釈放され、そのほとんどは自首した人たちだという。最終的に法律の制裁を受けるのは40人から50人だけで、「審理作業はまだ終わっていないので、最後的に何人が法律で裁かれるかは司法機関の任務」だと朱維群常務副部長は説明する。 朱維群常務副部長は、「中央政府がチベットを弾圧した」という言い方に反駁した。犯罪者の様々な暴行を挙げた後、「世界に国民を殺害することを認め、ほおっておき、しかも法律的制裁を与えない国があるだろうか。どうして我々の場合には、『残酷な弾圧』になるのか。これは全く理にかなっていない」と語った。 BBC記者の「チベットはどうして中国のほかの場所と同じように、外国人記者に対する自由な取材を許さないのか」という質問に対して、朱維群常務副部長は次のように答えた。 「チベットへ行く外国人記者の開放程度は、ほかの省と基本的には同じだ。しかし『3・14事件』のような破壊的な事件があったため、外国人記者のチベット渡航への管理を強化しなければならなかった。その目的は、記者が不意の事故で負傷を受けないためだ。4月からは次々と多くの外国人記者がチベットで取材しており、今でも多くの記者がまだラサにいる」 「門戸を広げられないのは、チベット自治区のダムション(当雄)県で地震が起こり、それに次いで山南地区では雪による被害が発生しているためだ。チベットの中国共産党、政府、軍隊は災害対策に全力をあげ、外国の友人に考慮する余裕がなかった。現在、被害の状況はすでに制圧されているため、近いうちにより多くの外国人記者がチベット入りすると信じている」 「チャイナネット」2008年11月26日 |
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