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ASEAN10+3枠組の協力の重点分野
発信時間: 2009-04-10 | チャイナネット

1990年代後期、経済のグローバル化の波が押し寄せる中で、ASEAN諸国は協力の新局面を打ち出し、かつ全方位的な協力関係を構築する重要性を認識し、「対外開放型」経済協力を進展させていく方針を決定した。こうした流れを受け、「10プラス3」による協力の枠組みがスタートした。近年、「10プラス3」は東アジアの協力体制において主要チャネルとなり、アジア地域の発展の方向性および発展レベルを示す重要な枠組みと見られている。

ここ数年、「10プラス3」による協力の枠組みは経済に重点を置いていたが、次第に政治、安全保障、文化などの分野にも拡大し、多レベル、広分野、全方位的に良好な局面を形成している。すでに18分野で約50の様々なレベルの対話の枠組みを確立しており、これらには外交、経済、財政、農林、労働、観光、環境、文化、国際犯罪対策、衛生、エネルギー、情報通信、社会福祉・発展、政府行政管理改革などの14の大臣レベルの会議が含まれる。毎年、「10プラス3」による協力の枠組みのもとで、首脳、大臣、高官、事務レベルの会議が開催されている。

「チャイナネット」2009年4月10日

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