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胡錦濤主席、ブラジル大統領と会談
発信時間: 2009-05-20 | チャイナネット

 

北京人民大会堂東門外の広場でルーラ大統領の訪中を歓迎する胡錦濤国家主席。

 胡錦濤国家主席は19日午後、中国を公式訪問中のブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領と人民大会堂で会談した。両国首脳は中国とブラジルの戦略パートナーシップをはじめ、共に関心を持つ重大な国際問題や地域問題について踏み込んだ意見交換を行い、広範な共通認識に達した。さらに、両国政府による共同行動計画の作成を宣言した。

 胡主席は、過去を総括し、未来を計画することで、中国とブラジル間の戦略的パートナーシップの新たな局面をいっそう切り開いていくとし、次の4つの提言を打ち出した。(1)平等・相互信頼の政治関係を深化(2)互恵・ウィンウィンの具体協力を拡大。双方の継続的な措置により、貿易の伸びを保持し、継続的にバランスのとれた貿易を促進(3)豊富な文化交流と人的交流の促進(4)多方面での密接な協力。

 ルーラ大統領は、双方の関係をさらに発展させる、胡主席の提言に賛同し、今後の両国関係の発展にとって基本となる指導的な意義を持つとの考えを示した。そして、ブラジル側は中国側と共に努力し、科学技術などの分野において全面的な協力を展開し、重大な国際問題において意思疎通と協調を強化し、双方の関係を新たなレベルに引き上げていきたい、と述べた。

 会談後、両国首脳は共同コミュニケに調印し、別の協力文書の調印式に出席した。

  「人民網日本語版」2009年5月20日


 

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