温家宝総理は31日、トルコ首相特使として訪中したザグラヤン国務相と中南海の紫光閣で会見した。

温総理は「主権と領土の相互尊重、内政不干渉は国際関係の重要なルールであり、中国とトルコの友好協力の政治的基礎でもある。中国とトルコは共に、民族分裂勢力、宗教過激派、テロ勢力の脅威に直面しており、かつ、共に多民族の発展途上国である。このためなおさらに、互いの核心利益に関わる重大な問題において互いに理解し、支持し、手を携えて深刻な挑戦に対処すべきである。これは各自の国家の安定と団結の大局にプラスであり、地域と世界の平和と安定にもプラスだ。中国はトルコと共に、『3つの勢力（分離独立派・宗教過激派・テロリスト）』を断固叩き、政治的相互信頼と互恵協力を深め、文化交流を強化して、互いの共通利益をより良く守り、発展させていきたい」と述べた。

「人民網日本語版」2009年9月1日