外交部の姜瑜報道官は1日の定例会見で、朝鮮半島の核問題に関する質問に、次のように答えた。
中国は、朝鮮半島の核問題は協議と対話、政治・外交的手段を通じて、平和的に解決するほかないと主張している。最近、北東アジア情勢に緩和の兆しが生じている。各国が時機を捉え、引き続き情勢の立て直しを図り、朝鮮半島の非核化と北東アジアの平和・安定のために建設的役割を発揮することを希望する。
今年は中国・朝鮮両国の国交樹立60周年にあたるほか、中朝友好年でもあり、中朝関係史において重要な意義を持つ。
中朝両国外務省の交流計画および中朝友好年の活動スケジュールに基づき、朝鮮の金永日外務次官が訪中する。金次官は中国外交部の担当者と会談し、両国関係および共通関心事について意見交換する。
「人民網日本語版」2009年9月2日