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温総理の演説がアラブ世界で大きな反響を呼ぶ |
発信時間: 2009-11-09 | チャイナネット |
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新華社のウェブサイト「新華網」によると、中国の温家宝総理が7日、カイロのアラブ連盟本部で行った重要演説「文明の多様性を尊重する」は、アラブ世界で大きな反響と広範な共鳴を呼んだ。 アラブ諸国の重要メディアは8日、こぞって温総理の演説を報道。アラブ諸国の外交官もこれを高く評価した。 アラブ連盟事務次長は温総理の演説について「『とても価値があり』、中国とアラブ世界の歴史・文化面の緊密なつながりを強調しており、その上『とても公正』であり、アラブ人やイスラム教徒が文明間の結びつきを強化するために払った努力に言及しており、人類文明に対するアラブとイスラム世界の貢献を強調している」と指摘。さらに「温総理は演説の中で、世界の安全・平和・発展を実現するために共に努力し、団結を強化することを呼びかける、『極めて重要なメッセージ』を伝えた。温総理の演説は、アラブ・中国協力の『新たな出発点』だ」と述べた。 レバノンのアラブ連盟大使は「温総理の演説は、アラブ世界と中国との深い関係が、『歴史的なもの』であることを証明した」「この演説は、中国がアラブ世界に対して真に胸の内を開いていることを証明した」と指摘。中国のアラブ諸国への支援も称賛した。 エジプトの政府系新聞「アル・アハラム」は8日付署名論説で「温家宝総理がアラブとイスラム世界に向けて行った演説は、双方の長期的で建設性に富む協力を深め、揺るぎないものにしようとの態度表明だ。中国政府はアラブとイスラム諸国の自由・独立・統一の権利を支持し、他国の内政に干渉せず、民族文化と宗教の特性を認め、平和共存五原則に従っている」と指摘した。 「人民網日本語版」2009年11月9日 |
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