中国外交部の馬朝旭報道官は5日の定例記者会見で、中国国防部が6日から7日にかけ、アデン湾護衛国際協力協調会議を開催する予定であることを明らかにした。

馬朝旭報道官によると、国際組織「ソマリア沖海賊連絡調整グループ」の第一ワーキンググループの要求に基づき、中国国防部は6日から7日にかけ、アデン湾護衛国際協力協調会議を開催する予定。会議には単独または共同で護衛任務を執行するロシア、日本、インド、ヨーロッパ海軍、多国の海上武装、NATO（北大西洋条約機構）などの国や組織の代表者が出席することになっている。

今回の会議は8月にバーレーンで開催された護衛の国際協力協調会議の延長であり、アデン湾での海域別の護衛協力、護衛の国際協力におけるベストプランを検討することになっている。

馬朝旭報道官はまた、「護衛の国際協力について、中国は一貫して積極的かつ開放的な態度をとっている。国連安保理の関連決議の枠内で、関連国や組織とさまざまな両国間及び多国間の協力を進め、アデン湾、ソマリア海域の平和と安定の維持に努めていく考え」と語った。

「チャイナネット」　2009年11月6日