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マレーシアとシンガポール、胡主席の訪問に期待
発信時間: 2009-11-10 | チャイナネット

 

胡錦濤国家主席はマレーシアの最高元首であるミザン国王とシンガポールのナザン大統領の招待を受け、10日から13日まで両国を公式訪問する。マレーシア・シンガポール両国は、胡主席の訪問を非常に重視し、中国との友好協力が不断に新たな段階へと引き上げられることを切に望んでいる。

マレーシア通信は「北京はすでに晩秋で、涼しさが深まっている。胡錦濤主席は今回のマレーシア訪問で、赤道気候よりもなお熱い情熱を感じることだろう」と報じた。

マレーシア北方大学の国際問題研究者、ムハンマド・ムスタファ・イサカ氏は「マレーシアと中国の関係は深いレベルで発展し、日に日に成熟している。胡錦濤主席の訪問によって、両国の各分野の協力は間違いないく推進される」と指摘した。

中国の劉健・駐マレーシア大使は人民日報の書面による取材に対し、「胡錦濤主席は今回初めて、国家主席としてマレーシアを訪問する。中国国家主席のマレーシア訪問は15年ぶりだ。訪問中、胡主席はマレーシア首脳と、両国関係の一層の発展の促進、両国の互恵協力の拡充などについて踏み込んで意見交換する。両国の関係当局は経済、金融、教育などの協力合意に調印する。これは戦略的協力関係の踏み込んだ発展を促し、両国関係の歴史におけるまた新たな一里塚となるものだ」と回答した。

「聨合早報」などシンガポールの主要紙は9日、第一面または他の紙面の目を引く位置に、こぞって胡主席のシンガポール訪問に関する記事を掲載し、今回の訪問によって両国関係の踏み込んだ発展が促進されるとの認識を示した。

シンガポールのリー・シェンロン首相は「中国・シンガポール関係の発展は顕著な成果を上げている。両国は政治・経済貿易・文化・教育分野でいずれも良い協力関係にある。両国間の貿易額は何倍にも増え、中国は現在、シンガポールにとって最も重要な貿易相手国の1つとなっている」と表明した。

中国の張小康・駐シンガポール大使は人民日報の書面による取材に対し、「胡錦濤主席はシンガポール首脳と、両国関係や国際・地域問題について踏み込んで意見交換するほか、シンガポール各界の人々と幅広く接触し、両国関係の発展の大計を話し合い、両国の全方位的な交流と協力を推進する。両国は今回の訪問を契機に、両国関係の過去を総括し、両国関係の将来を共に計画する。今回の訪問は両国関係の発展にとって、一里塚的な重要な意義を持つ」と回答した。

「人民網日本語版」2009年11月10日

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