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中国はアフリカに100億ドルの借款を提供 一部の債務は免除 |
発信時間: 2009-11-09 | チャイナネット |
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中国・アフリカ協力フォーラムの第4回大臣級会合が現地時間8日、エジプトのシャルム・エル・シェイクで開催され、中国の温家宝総理は開幕式で「今後3年に中国は8つの新しい措置を打ち出し、アフリカとの協力関係をいっそう促進する」と明らかにした。 温家宝総理は「中国の人たちのアフリカの人々に対する気持は誠実で、対アフリカの中国側の支持は着実である。今後、国際情勢がどのように変化しても、私たちとアフリカの人たちとの友情や、互いに利益のある協力の深化、共同で発展しようという決意は変わらず、アフリカの経済や社会の発展を支持するという中国の政策は変わらない」と語った。 温家宝総理が打ち出した8つの新しい措置は以下の通り。 (1)中国とアフリカは気候変動に対応するためのパートナーシップを構築し、不定期での高級実務者の協議を開催する。また衛星による気象観測や新エネルギーの開発と利用、砂漠化の防止と対策、都市環境保護などの分野での協力を強化する。中国は太陽エネルギー、メタンガス、小水力発電所を含む100のクリーンエネルギーの項目でアフリカへの援助を決めた。 (2)科学技術の協力を強化する。中国アフリカ科学技術パートナーシップ計画の始動を呼びかけ、100の中国アフリカ合同科学技術の研究モデル項目を実施する。また中国での研究にアフリカの100人のポスドクを受け入れ、アフリカに戻った後の創業を経済的に援助する。 (3)アフリカへの融資額を引き上げる。アフリカに100億ドルの特恵貸付を提供し、中国の金融機関がアフリカの中小企業向けに設置した専門貸付を支持して10億ドルの支援を提供する。また中国と国交を樹立しているアフリカの最貧国に対しては、2008年末が期限だった債務を免除する。 |
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