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胡錦濤主席、マレーシア国王と会談
発信時間: 2009-11-11 | チャイナネット

 

会談の様子

 胡錦濤国家主席は10日、マレーシアの最高元首であるミザン国王とクアラルンプールで会談した。胡主席は、国王主催の歓迎パーティーにも出席。両国元首は重要なスピーチを行った。双方は、両国関係の良好な発展基調に満足の意を表明。引き続き共に努力して、協力を深め、両国民に幸福をもたらし、地域の平和と発展に一層の貢献を果たす意向を表明した。

 胡主席は「国交樹立後の35年間で、中国とマレーシアの関係は長足の発展を遂げた。両国関係は先人の事業を引き継ぎ将来の発展に道を開く重要な段階にあり、新たな発展のチャンスを迎えている。地域情勢に深く複雑な変化が生じ、世界金融危機の影響が引き続き顕在化する中、中国とマレーシアが戦略的協力を拡大することは、両国の共通利益に合致するのみならず、地域の安定と繁栄にもプラスだ。マレーシア側と共に、両国の友好協力を不断に新たな段階へと押し上げていきたい」と表明した。

 ミザン国王は「国交樹立以来35年間、両国は貿易、投資、観光、農業、教育、科学技術など広範な分野で実務協力を行い、ハイレベル相互訪問を頻繁に行い、民間交流も勢いよく発展してきた。現在の世界的な景気後退を背景に、両国が経済協力を格上げすることは非常に重要だ。マレーシアと中国は多くの地域・国際問題において見解を同じくし、緊密に協力して、双方およびその他の発展途上国の正当な利益を守ってきた。中国がASEANとの協力を持続的に強化していることを称賛する。両国の協力拡大には大きな潜在力があり、両国関係は引き続き前進するものと深く信じている。これは双方にプラスであるのみならず、地域の平和と安定への貢献にもなるはずだ」と表明した。

 「人民網日本語版」2009年11月11日

会談の前、儀仗隊を巡閲する胡主席

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