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温総理が雪で被害を受けた河北省を視察
発信時間: 2009-11-13 | チャイナネット

陝西省、山西省、河北省、河南省、湖北省などの広い地域では8日から大雪に見舞われ、特に河北省南部と中部は非常にまれに見る降雪量と降雪時間で、河北省の石家荘市は観測史上最大の降雪量を記録した。

中国共産党中央と国務院は今回の大雪による被害を高く重視し、関連部門は緊急対応プランを発動して早めの対策を取った。現在では雪の被害に見舞われた地域の国道や鉄道、民間航空はほぼ復旧し、市民たちの生活にも大きな影響は出ていない。

12日の午後に石家荘市を視察した温家宝総理は「大雪による被害を乗り越えるには、民生の確保が一番大切だ。都市部道路の通行や暖房、ガス、水、電気を確保し、生活必需品の供給をきちんと行い、市場価格の監督や調整を強化して、価格の大きな変動を防がなければならない。そして生産の確保も必要で、主に石炭、電力、石油などの重要物資の輸送や供給を保障する必要がある。また運輸は民生や生産の確保にとってカギとなる部分であり、今の作業の重点である。隣接する各省は共に力を合わせ、道路の復旧に力をあげ、道路の管理を強化して、輸送の安全を確保しなければならない」と強調した。

 

 

また温家宝総理は石家荘駅の待合室にいる乗客たちを見舞い「鉄道はほぼ正常通り運行されているため、みなさん安心してください」と言い、関連部門に対して乗客たちに配慮するよう指示した。

 

 

 

石家荘と山西省の太原を結ぶ石太高速道路は、山西省の石炭を他の地方に運ぶ重要な高速道路である。温総理は山西省の娘子関から3キロほど離れた場所を訪れ、立ち往生している車の運転手たちを見舞った。温総理は運転手たちがすでにこの場所に2日間もいることを知ると、この2日間の状況を運転手たちに親切に尋ね、トラックに乗って運転席を視察した。そして河北省の関連責任者に、運転手たちや乗客たちの飲食を必ず確保し、できるだけ早いうちに高速道路の復旧をしなければならないと指示した。

夜には熱供給会社や公安局の交通指揮センター、繁華街のスーパーなどを訪れ、関連責任者に大雪による市民への影響を早急に解決するよう指示した。

 

「チャイナネット」 2009年11月13日

 

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