|
会談を前に、ガルシア大統領は賈主席のために、大統領官邸広場で盛大な歓迎式典を催した。 |
賈慶林全国政協主席は現地時間23日、ペルーのガルシア大統領とリマで会談した。
賈主席は「中国・ペルー関係は現在、史上最良の水準にある」と指摘。「両国関係の持続的で安定した前向きな発展を確保するため」、双方が引き続き努力すべき分野として以下を挙げた。
(1)互いの核心的利益にさらに積極的に配慮し、両国首脳間の重要な合意の実行に力を入れ、政治的相互信頼を深める。
(2)両国間の実務協力をさらに積極的に推進する。中国政府は中国企業のペルーでの投資や協力を奨励し、支持する。ペルー企業が中国市場を積極的に開拓し、双方間の経済貿易協力の多元化を促すことも歓迎する。
(3)人的・文化的交流をさらに積極的に行い、文化・教育・科学技術・観光面の協力を強化し、両国民間の相互理解を強化し、中国とペルーの友好を代々伝えていく。
ガルシア大統領は「対中関係はペルーの対外関係において重要な優先的位置を占める。ペルーは中国の発展を高く評価し、中国は現在、正しく、かつ中国国民にとって有益な道を選択していると認識している。現在の世界金融危機は、中国の発揮した役割がなければ、一層ひどい状況になっていただろう」と述べ、対中協力を全面的に強化し、中国の発展経験を分かち合い、両国の協力分野を不断に開拓して、両国関係をさらに高いレベルへと押し上げていく考えを表明した。
会談後、ガルシア大統領は賈主席にペルー太陽大十字勲章を授与。経済・技術協力文書の調印式に揃って出席した。
「人民網日本語版」2009年11月25日