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ハイチ大地震、救援活動で国連は指導的役割を |
発信時間: 2010-01-21 | チャイナネット |
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国連安全保障理事会の今月の議長国である中国の張業遂国連大使は19日、ハイチに平和維持(PKO)要員を増派する安保理決議の採択後、「PKO要員の増派は、ハイチにおける国連の安定維持、人道支援、復興面の能力の強化に寄与する。ハイチ大地震の救援活動において国連は指導的・調整的役割を発揮すべきだ」と表明した。 安保理は19日、人道支援、安定維持、復興活動を支援するためハイチにPKO要員3500人(警察1500人、兵士2000人)を増派する決議(1908号)を全会一致で採択した。決議は「安保理は、目下の回復、再建、安定活動を支援するため国連ハイチ安定化派遣団(MINUSTAH)の総兵力を増やすとの国連事務総長の提案に賛同する。これにより、MINUSTAHは最多で各級将兵8940人を擁す軍事部門と警察3711人を擁す警察部門で構成されることになる。新兵力・警察力に対する必要な審査も絶えず行う」としている。 張大使は「現在ハイチは、安全情勢、人道支援物資の配給、復興などの面で重大な試練に直面している」と指摘した。 「人民網日本語版」2010年1月21日 |
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