中国国務院新聞弁公室は2012年12月27日10時に記者会見を開き、中国の衛星測位システム「北斗」の地域ネットワークの構築が完了し、14基目をネットワークに組み入れ、アジア太平洋地域測位システムの構築が全面的に完了し、正式に運行を開始したと発表した。
長期に渡り独占的な地位を維持してきた競合相手に直面し、「北斗」の将来性が中国人から期待されている。全国人民代表大会の代表、中国航天科技集団公司の張建恒副総経理は自信を示しており、メディアに対して「第12次五カ年計画期間(2011−2015年)、北斗の普及が飛躍的に進むだろう」と語った。