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japanese.china.org.cn | 25. 07. 2017

米新型空母「フォード」、病を押して就役した理由は?

タグ: トランプ フォード 空母 故障 

米国のトランプ大統領は22日、米国最新の原子力空母「ジェラルド・R・フォード」が正式に就役したと発表し、「史上最新・最大の、最も先進的な空母だ」と称賛した。「この空母が水平線上に現れれば、我々の同盟国は安心し、我々の敵は恐れおののくだろう」

実際には、フォードは故障が相次ぎ、アドバンスト・アレスティングギアが成熟しておらず、電磁カタパルトの故障率が非常に高く、耐衝撃試験が取り消される可能性がある。米国はなぜこの技術が未熟な空母の就役を急いだのだろうか。中国の軍事専門家である李傑氏は23日、環球時報のインタビューに応じた際に「フォードは今年4月に海上試験を開始したばかりだが、3カ月後に就役を急きょ宣言した。また新たに開発された空母であり、多くの技術問題が解消されていない。この病を押しての就役は、世界の海軍の歴史において極めて稀であり、異常だ」と指摘した。李氏は続けて、次のように分析した。

トランプ大統領がフォードの就役をこれほど急いだのは、「米国は強く、世界一」というイメージを守るためだ。トランプ大統領は就任以降、空母を特に重視している。米海軍に対しては、空母の数を現在の10隻から11−12隻の規模に回復させることを約束した。

次に、フォードは問題が続いているが、これは大量のハイテクを採用したことによる、「一時的な不適応」だ。

それから、フォードの就役は、「空母無用論」に対抗する米海軍の決意を示した。米海軍はフォードと無人給油機などの各種新装備品により、空母を軸とする米海軍の西太平洋における覇者としての地位を維持しようとしている。

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