日本メディアは17日、政府は来年より自衛隊に国産超音速対艦ミサイルを導入する方針を固めたと伝えた。
現地時間17日午前、日本で発行部数が最大の『読売新聞』は、「政府は2018年より、国産超音速対艦ミサイルを初めて導入する。新型対艦ミサイルは、現在も開発中だ。政府は2018年度の概算要求に数億円の調達費を計上し、量産体制に入る。主に航空自衛隊のF-2戦闘機に導入する」と伝えた。
読売新聞は記事の中で、この新型ミサイルの具体的な型式を記載しなかった。しかしこれまでの日本メディアの報道から、これがXASM-3と呼ばれる対艦ミサイルであることが推測できる。Xとは研究開発の段階にあることを意味する。
日本は現在、2つの国産対艦ミサイル「80式」「93式」を持つ。前者は80年代に、後者は90年代に導入。日本メディアによると、これらはいずれも亜音速ミサイルだが、新型ミサイルは超音速の水準に初めて達するため、世界最先端の型式に匹敵するという。また新型ミサイルは海面すれすれで飛行するため、レーダーに捉えられにくい。攻撃の効果は従来の型式をはるかに上回る。
共同通信によると、XASM-3は防衛省と三菱重工が2010年より開発を開始した。投資額はすでに300億円を超えている。2016年に試験発射を予定していたが、延期された。具体的な原因は不明。
専門家、日本産の超音速対艦ミサイルを分析