japanese.china.org.cn |26. 12. 2017

オリジナル幼児図書の海外進出、中華文化のPRに貢献

タグ: 中華文化 幼児図書 海外進出

オリジナル絵本が海外進出

 

 中国のオリジナルの乳児向け図書について、李さんは次のように話す。一部の先進国は幼児向け図書、特に絵本の分野で100年以上の歴史を有し、多くの名作が時代を超えて残っている。しかし、中国のオリジナルの絵本の歴史はわずか十数年で、画家、作者、編集者が学びながら書き、出版している。長期にわたり、中国は導入する本の割合が多い。近年、国内のオリジナル作品は発展している。2017年、接力出版社のオリジナルの幼児向け図書の割合は初めて導入図書を上回った。

 

 李さんにとって、2017年の最大の成果は新人作家のオリジナル絵本を2冊出版したことである。1冊は韓煦氏の処女作『走出森林的小紅帽』(森から出た赤ずきん)。同作はリソグラフィとコラージュの手法を用い、伝統と現代的な表現方法を合わせ、名作童話『赤ずきん』を別の角度から描いたもの。イタリア美術学校のクラウディオ・アバド・コンテストのイラストレーター部門で1等賞を獲得した。2016年、李さんがイタリアのボローニャ国際児童書フェアに参加した際、韓煦氏が自身の『赤ずきん』を売り込みに来た。当時、彼女は、「始まりのイラストが暗く子供が読むのにふさわしくない」という理由で2社の出版社に断られたという。しかし李さんは大喜びし、物語の切り口がよく独特だと評価した。その後、2人は話し合いを重ね、子供の嗜好に合わせてストーリーを手直しし、開放的な結末に設定した。同作は2017年に国内で複数の賞を獲得し、中でも全国27の幼児向け図書館と4万人の小学生の投票で「2017年最も好きな児童書」の絵本部門の金賞に選ばれたことに李さんは誇りを持っている。「子供に認められたということは、この本が肯定されたということ」と彼女は話す。

 

 もう1冊のオリジナル作品『烏亀一家去看海』(海を見に行く亀の一家)は、第5回豊子愷児童絵本の佳作に選ばれた。作者の張寧氏はアップリケ刺繍やパッチワーク刺繍などの民間工芸を採用し、複数の色を合わせて可愛らしい動物のイラストや伝統的な水墨画を描き、楽しく美しい東洋のイメージを表現。同作は国内だけでなく、日本やイギリスなどの絵本が発達している国でも高く評価され、李さんは喜んだ。彼女は、「民族のものは世界のもの。この本が海外で成功したことで、私たちは伝統文化の特徴のある絵本制作に取り組む決意を固めることができた」と話す。

 

 李さんによると、接力出版社はこれまでに394種の紙版書籍と電子書籍の著作権を輸出し、うち幼児向け図書は165種で全体の41.9%を占める。ここ数年、一部の欧州諸国も中国のオリジナル絵本に注目し始め、多くの作品がスイス、日本、スウェーデン、イギリス、米国などに輸出されている。


 インタビューの最後に、李さんは「2017年私たちは勢いがあった。これは嬰幼支社の設立時に私がに言った言葉で、今年の作業の実際の状態でもあった」と話した。また、2018年について、「3年計画を立てた。2020年に国内の幼児向け図書の黄金ブランドになり、より多くのオリジナル図書を海外に輸出し、中華文化の海外PRに貢献したい」と語った。






原创图画书走出国门


      针对国内婴幼儿图书的原创,李明淑谈道:“在有些发达国家,婴幼儿图书,特别是图画书已经有上百年的历史,很多经典作品历久弥新;而中国原创图画书的历史只有十几年,国内的画家、作者和编辑边学、边写、边出版。相当长一段时间以来,中国引进图书的比例较大。近年来,国内原创作品得到了长足发展。2017年,接力出版社原创婴幼儿图书的比例首次超过引进图书。”


      对李明淑来说,2017年最大的成就是出版了两本新锐作家的原创图画书。一本是韩煦的处女作《走出森林的小红帽》。作品采用拓印与拼贴的手法,通过传统与现代表现形式的结合,对经典童话故事《小红帽》做出了全新的诠释。这个作品曾荣获意大利美院CLAUDIO ABBADO竞赛插画专业一等奖。2016年,李明淑参加意大利博洛尼亚国际儿童书展时,韩煦带着她的《小红帽》上门自荐,当时她已遭到了两家出版社的拒绝,理由是前几页的画面比较灰暗,不适合小朋友阅读。而李明淑却如获至宝,她觉得这本书不仅故事的切入点好,而且创作方式独特。之后,她和韩煦密切沟通,根据小读者的喜好,调整了故事结构,设计了开放式的结尾。该书在2017年斩获国内多项大奖,其中最让李明淑看重的是由全国27个少儿图书馆及四万名小学生投票评选出来的“2017我最喜爱的童书”图画书组金奖,她说:“小朋友的认可才是对这本书的最大肯定。”


      另一本是《乌龟一家去看海》,该书获得了第五届丰子恺儿童图画书佳作奖。作者张宁采用贴布绣与剪布绣等民间传统工艺,配合多层次的布染效果,将呆萌的动物形象与传统水墨画相结合,呈现出既稚拙童趣又灵动唯美的东方意蕴。这本书不仅畅销国内,还在日本和英国等图画书发达的国家广受好评,让李明淑备受鼓舞,她说:“民族的就是世界的。这本书在海外取得的成功也坚定了我们大力创作具有传统文化特色的图画书的决心。”


      据李明淑介绍,接力出版社历年来共达成394种图书的纸质版和电子版版权输出,其中婴幼儿图书165种,占比41.9%。近几年,一些欧美国家也开始对我国的原创图画书予以关注,越来越多的作品已经输出到瑞士、日本、瑞典、英国、美国等国家。


      在采访的最后,李明淑说:“2017年我们激情澎湃!这是我在婴幼分社成立时说过的一句话,也是我们全年工作状态的真实写照。”展望2018年,李明淑自信满满:“我们制定了三年计划,希望到2020年成为国内婴幼儿图书的黄金品牌,希望我们能有越来越多的原创图书走出国门,也算是为中华文化的海外推广做了一点事情。”





「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月26日


<  1  2  3