政治>
japanese.china.org.cn |26. 04. 2020

香港の7歳の女の子、感染対策の呼びかけで話題に

タグ: 香港 感染対策 ウイルス 衛生

 


 呉さんの両親はそれぞれ英国と中国大陸部出身で、彼女は香港で生まれた。呉さんは動画の中で「新型コロナウイルスのせいで不愉快だ。学校に通えず、友人に会えず、好きなレストラン、パーティー、ディズニーランドに行けない。でも私はこの犠牲に価値があることを知っている。私はマスクを着用し、手を洗い、人の多い場所を避けているが、それはいずれもウイルスの拡散を防止するためだ。私がこうしなければ感染し、父・母・弟にうつすかもしれないことを知っているからだ。彼らが病気になれば亡くなるかもしれない。そうなれば私はもう彼らに会えなくなり、もっと辛くなる」と述べた。


 女の子はあどけない声で自分の疑問を伝えている。「新型コロナウイルスは世界の衛生の危機だ。地球上の全員に阻止する責任がある。他国を攻撃するために利用されるべきではない。政治の争いによりウイルスが消えることはない……私は7歳で分かっているのに、大人はなぜ分からないのか」


 呉さんの母は、この動画が多くの人から転載されているのは、子供が口にした言葉だからだと考えている。「大多数の客観的で理性的で、大局的な観念を持つ人の共通の考えを反映している」


 感染症により休校になったため、呉さんは2−3カ月の大半の時間を自宅内でおとなしく過ごしている。「弟、母、父と、私の好きな遊びで遊んでいる。金曜日の夜は映画の夜だ。ウイルスが猛威を振るっているので、多くの友達に会いに行くことができない」


 自宅にこもる日々、呉さんは多くの防疫知識を学んだ。彼女は新型コロナウイルスについて、よどみなく「新型コロナウイルスは肺の免疫系を攻撃する。このウイルスに感染すれば、発熱、咳、くしゃみ、下痢などが生じることもある。香港の患者数は1000人以上……」と口にした。

 

<   1   2   3   4   5   6   >